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おしゃべり散歩道2014

6年後の賑わいを想像

 第8回目となった東京マラソンは昨年からワールドマラソンメジャーズ(WMM)という世界の大都市レースの組織に仲間入りしました。WMMとは東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークの6レース(五輪、世界選手権も加え)を2年間戦ったポイントでチャンピオンを決めるもの。高額の賞金が与えられます。
 海外からの招待選手も増え、大会2日前の記者会見も和から洋へと雰囲気が変わりました。これまでは記者からの質問に舞台上の選手が丁寧に答える感じでしたが、今回は音楽やビデオで盛り上げ、大会ディレクターの挨拶があり、トークショーのよう。ハイカラになりましたが、だからこそ日本色も出して欲しいなと思いました。
 大会当日、私は28キロ付近の浅草でレポートを。そこは2020年の東京五輪の折り返し地点になる予定。雷門の大提灯、正に「江戸の顔」が選手たちを迎える風景は素敵でした。またコース横の特設ステージでは、法被や浴衣姿での浅草太鼓やかっぽれ、金龍の舞などが披露され、沿道にはたくさんの人だかり。男子の第一集団が通過すると「速いね−、日本選手はいたかい」「アフリカの選手は走りが違うね」と話す声が聞こえてきました。でも日本選手もしっかり付いていたのです。
 この日、男子は2時間5分台が2人。でもその速いペースに臆することなく松村康平さんや小林光二さんは果敢に付いて行き、後半離されましたが、2時間8分台という好記録でゴールしました。日本で世界のスピードに触れる格好のチャンスだったでしょう。また沿道やテレビで応援するほうも、6年後をイメージして温かなおもてなしを考えられると感じました。  

(共同通信/2014年2月24日配信)

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