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おしゃべり散歩道2015

東京五輪 期待の星

 鈴虫の音が部屋の中まで降り注いだ夜、スポーツ庁長官に鈴木大地さんが任命されたことを知りました。彼の爽やかな笑顔を思い浮かべながら、嬉しい気持ちに。よくご一緒する千葉県の会議でも、鈴木さんはいつも謙虚で明るく、努力家なのです。早速「おめでとう、がんばってね」とメールをすると、「ありがとうございます。今後ともご指導よろしくお願いします」とすぐに返信が。5年後の東京五輪・パラリンピックに向けて、彼がリーダーならスポーツ界の風通しが良くなると思います。
 東京五輪に向けて今、ジュニア世代ではハーフの選手の活躍が目立ちます。8月の北京世界陸上選手権では16歳のサニブラウン・アブデル・ハキームさんが男子200mで準決勝に進出。また甲子園ではオコエ瑠偉さんの打撃に守備にスタンドが沸きました。女子バレーでは宮部藍梨さんが大活躍。
 私がよく知っているのは昨年の世界ユース五輪女子3000mで金メダルをとった高松望ムセンビさんとその妹の智美さんです。2人は大阪薫英女学院の3年生と1年生。普段はお父さんのマクセル・ムセンビさんが指導していますが、週に1度は学校の練習に参加しています。薫英の安田功監督は「備わった才能だけではないですよ。2人共たいへんな努力家で、誰よりも練習量が多い」と。望さんは社交的で大舞台が大好き。智美さんは恥ずかしがり屋ですが、学業は学年トップクラスで難関大学への進学を目指しています。練習で望さんと智美さんが最初から積極的に飛ばす姿勢に、チームメイトは世界への意識を高めているようです。「2人は皆のお手本です」と話す安田さん。様々な競技で同じことが言えるのかもしれません。

(共同通信/2015年9月14日配信)

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