オリンピック経験者にしか書けない迫真マラソン小説、堂々の完結!
講談社・刊

増田明美・著『カゼヲキル』全3巻

挫折を繰り返しながら、ただ走るそれだけへの情熱を秘めて頂上を目指す少女の、熱く、重く、すがすがしい日々。経験者ならではの渾身のリアリティで描きだす、オリンピックへの道!

増田明美著『カゼヲキル』1・助走

タータンのトラックさえ走ったことがない、田舎の中学二年生・山根美岬。自然に鍛えられた天性のバネを武器に、アスリートとしての自覚と、勝利への執着心を得るまでを描く「助走」編。

増田明美著『カゼヲキル』2・激走

マラソンの世界へ一歩足を踏み入れた美岬が、けがによる挫折を経てたどりついたのは、「やっぱり走りたい!」という強い気持ち。ライバルの恭子への闘争心がますます燃えあがる「激走」編。

増田明美著『カゼヲキル』3・疾走

恭子とのたたかいは? オリンピックへ行くためには何が必要なのか?オリンピック出場選手として、美岬の名前を呼ばれる日はくるのか?!「カゼヲキル」シリーズ堂々の完結編。7月30日発売

著者・増田明美より

42.195キロ。そのスタートラインに立つまでに、何年もの時間を細い体で紡いできた選手たち。だからこそ、マラソンを人生に重ね合わせる方も多いのではないでしょうか。ライバルとの確執、鍛錬の日々、挫折、勝負の駆け引き……。主人公・美岬が、どのように女子マラソン五輪代表を目指し成長していくのか。美岬に伴走しながら、沿道から声援を送りながら、読んでいただければ幸いです。

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